2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
富士山を眺望できることで知られる「三保の松原」は、JR清水駅からバスが出ています。 バス停で降りて神の道といわれる並木道をまっすぐ歩いていくと松原にたどり着きます。 この三保の松原に伝わるのが、羽衣伝説です。 ここの松に懸け忘れた羽衣を取りに来…
鹿児島県南九州市知覧町にある「知覧特攻平和会館」は、いろいろなところからバスが出ているようですが、僕は鹿児島中央駅から1時間以上バスに乗って行きました。 ここへ行って人生観が変わったという人は多いそうで、僕もこれまでさまざまな博物館に行きま…
日本最大級のカルスト台地として知られる秋吉台には、山口県内のいくつかの主要な駅からバスが出ていますので行くには困らないかと思います。 そこでは見渡す限りの大平原の中で大量に石灰岩が露出しています。 この石灰岩はもともと南方の海のサンゴ礁であ…
杉原千畝は第二次世界大戦下のリトアニアで、外交官としてユダヤ人を逃がすためのビザを発給し続けた人物です。岐阜県の八百津町は、そんな彼の出生地で「杉原千畝記念館」もこの街にあります。 杉原千畝記念館の一帯は、人道の丘公園として整備されています…
北条早雲の墓である早雲寺に行くには、小田原駅から出ている箱根登山鉄道の箱根湯本駅で降ります。 そこから歩きですぐです。 この辺りは温泉宿も多く、街の風情もいいので温泉目当てで行くにも箱根湯本をおすすめします。 僕も箱根湯本の温泉でひとっ風呂浴…
京都市は文化財の宝庫でありさまざまな寺院に訪れましたが、今回は京都駅周辺及び伏見区のスポットを紹介します。 京都駅から北側に歩いて15分ほどで着くのが、西本願寺と道路を挟んで向かい側の東本願寺です。 西本願寺の境内は世界文化遺産に登録されてお…
石川県というとやはり歴史ある街として一番に金沢が思い浮かぶでしょうが、それ以外の街にも歴史、文化、産業が宝庫のように詰まっています。 小松市の那谷寺は717年に泰澄により建てられ、その後火災にあい衰退しますが、1640年前田利常によって再建、保護…
福井県の東尋坊は溶岩やマグマが冷えて固まるときにできる柱状の割れ目である柱状節理が1キロにも渡っており、そのような景観は世界でもここを含めて3箇所しかないそうです。 交通機関で行くなら福井駅からえちぜん鉄道に乗り三国駅まで50分、そこからバスで…
仙台の初代藩主でその発展に努めたのは、独眼竜で知られる伊達政宗です。 伊達政宗の跡を巡るために、彼の墓である瑞鳳殿と仙台城跡を訪れました。 どちらもJR仙台駅からバスで行ける距離にあります。 瑞鳳殿は戦後再建されたものですが、派手好きで豪快な性…
岩国といえば、そのシンボルといえるのが錦帯橋です。 この錦帯橋の建設をリードしたのは、吉川広嘉という人物です。 もともとこの地域は、毛利家の家臣である吉川家によって治められていました。 その吉川家にとっての悲願が、錦川に橋を架けることでした。…
日本三景の1つである京都府宮津市の「天橋立」は、 山上から見る絶景がよく知られます。 しかし橋状になって陸を繋いでいる3.6キロの道も、歩きや自転車で通ることができるため、高くから見下ろす以外の楽しみ方もできます。 そこは6700本の松並木と白いビー…
岐阜と滋賀のほぼ県境に位置する関ヶ原では、かつて天下分け目の合戦が行われました。 石田三成率いる西軍を徳川家康率いる東軍が破ったことで、事実上家康が天下をとることになったのです。 日本中のあらゆる武将が参加した戦いですから、その陣地跡が多く…
鎌倉の大仏といえば、日本三大仏の1つとして知られています。 高徳院の本尊で、最初に建てられたのは鎌倉時代でその後倒壊して室町時代に今の姿となったといわれています。 電車で行くなら、江ノ電長谷駅で下車して歩けばすぐ着きます。 奈良の大仏のように…
彦根城跡は、JR彦根駅から徒歩で行ける範囲にあります。 ただし中の敷地は広く、小高い山の上にあることから石垣やいくつかの櫓を横目に歩いて行かないと天守閣にはたどり着けません。 それらの櫓の中には重要文化財のものもあり、天守閣も国宝に指定されて…
岡山城は岡山駅から少し離れた位置にありますが、市内を走る路面電車ですぐ着きます。 歩くと堀を挟んで向かい側に、黒くて質朴な天守閣が姿を現します。 そのため別名烏城ともよばれています。 この城の天守閣を築き、城下町を整備したのは豊臣秀吉の有力な…
1945年8月9日に長崎に落とされた原子爆弾ですが、その落下中心地は今は平和公園になっています。 JRの最寄り駅は浦上駅ですが、長崎市には路面電車も通っているので、それを使って行くこともできます。 そこでは残された被爆当時の地層を見学できたり、さま…
会津若松のシンボルといえば、やはり鶴ヶ城でしょう。 JR会津若松駅から、現在博物館になっている天守閣と城跡公園までのバスが出ています。 鶴ヶ城は戊辰戦争最大の激戦といわれる会津戦争によって落城したことで知られる城です。 幕末に会津藩主松平容保は…
呉市にある音戸の瀬戸とは、呉の本土側と倉橋島の間の海峡のことで、元々ここは陸続きでした。 それを平清盛が、日宋貿易で宋船が通れるようにするために切り開いて今の地形になりました。 当時宋からの品物は福岡に運ばれていましたが、清盛は宋船を瀬戸内…
敦賀はいわずとしれた港町で、JR敦賀駅から少し北の方の敦賀港周辺には観光地が集まっています。 またもし旅行に行くなら「日本海さかな街」などに行って、新鮮な魚料理を食べることをおすすめします。 日本海の魚はどれも絶品ですが、特にこの辺りは鯖が有…
丸亀市と多度津町は隣接しており、どちらも瀬戸内海に開けている街です。 JR多度津駅や丸亀駅から海は目と鼻の先です。 丸亀城の天守閣は現存12天守の1つであり、江戸時代からその姿をとどめています。 最初は生駒氏により築かれましたが、江戸幕府の一国一…
鹿児島市内は路面電車が通っているため、市内の観光では活用することができます。 鹿児島といえば桜島が有名で、鹿児島駅側からも十分その姿を拝めますが、近くまで行ってみたいと思えばフェリーで渡ることができます。 島内には海岸をぐるりと囲むように遊…
上杉鷹山は、江戸時代に財政破綻の危機にあった米沢藩を藩主として立て直した人物です。「為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり」という彼の言葉は有名かと思います。 彼は反発にあいながらも古い慣習を撤廃しつつ大倹約を実施し、さら…
長岡ではゆかりの地をめぐりたいと思っていた人物が2人いました。 それが河井継之助と山本五十六です。 河井継之助は司馬遼󠄁太郎の「峠」で知られる人物で、何年か前に映画化もされました。彼は戊辰戦争の際に長岡藩を一藩武装独立させたうえで、薩長と旧幕…
長浜は、戦国時代の名残を多く残す街です。 市内の国友村はかつて国内でも有数の鉄砲の生産地として知られており、「国友鉄砲ミュージアム」ではその歴史を感じとれます。 鉄砲がいかなる技術で作られていたかを学ぶことができ、また火縄銃を実際に手に持つ…
佐賀市では幕末の佐賀藩の痕跡をたどることができます。 少し歩く距離は長くなりましたが、僕はJR佐賀駅から徒歩だけで十分に当時の歴史を堪能できました。 幕末の佐賀藩は、藩主鍋島直正のもと近代化のための改革を推し進めました。 蒸気船や日本初の洋式反…
しまなみ海道は、愛媛県の今治市と広島県の尾道市を結んでおり、サイクリングの聖地として世界的に知られています。今治からも尾道からもレンタサイクルの自転車を借りることができ、向かい側の街で返却することが可能なため戻る必要もないので、その縦断に…
富士宮市は静岡の中でも山梨寄りで、富士山の絶景スポットが多いことで知られています。 僕は逆さ富士を見たかったので、その中でも田貫湖を選びました。 まず富士宮駅を降りると、歩いてすぐのところに「富士山本宮浅間大社」があってそこを訪れました。 富…
小田原を訪れたのは二人の人物の足跡をたどりたかったためです。 戦国大名北条早雲と、薪を背負った像で知られる二宮金次郎です。 北条早雲はもともと小田原の出身ではありませんが、駿河(静岡県)の今川家の下で力をつけ、やがて勢力を広げて小田原城を手…
高千穂は交通機関で向かうならバスを使うしかありません。宮崎県内であれば、延岡駅からバスが走っています。 かつて天照大神の孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)がこの地へ降り立ち、地上の支配者から国を譲られたといわれています。いわゆる天孫降臨とい…
平泉はかつての奥州藤原氏が本拠とした地であり、その繁栄の跡が今でも残っています。 奥州藤原氏はこの地で平安時代に栄華を誇りましたが、やがて勢力拡大を狙った源頼朝によって滅ぼされます。 源義経と弁慶の最期の地としても知られています。 JR平泉駅で…