【宮崎県 高千穂】 真名井の滝 日本神話

高千穂は交通機関で向かうならバスを使うしかありません。
宮崎県内であれば、延岡駅からバスが走っています。

 

かつて天照大神の孫である瓊瓊杵命(ににぎのみこと)がこの地へ降り立ち、地上の支配者から国を譲られたといわれています。
いわゆる天孫降臨といわれる、日本神話のエピソードです。

 

また高千穂峡は何キロにも及ぶ渓谷と、エメラルドグリーンの川が織りなす景観からも人気があり、中でも「真名井の滝」は、高千穂峡を代表する絶景として有名です。


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瓊瓊杵命を祀る高千穂神社はこの「真名井」の滝と隣接しており、素盞嗚尊が彫ったとされる三日月の穴が境内に残されていたり、日本神話の息吹を感じられます。


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高千穂には他にも日本神話にまつわる名所が多くあります。

神武天皇の四皇子生誕の地とされる「四皇子峰」や、諸神が天上の高天原を遥拝した「高天原遥拝所」などです。


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神話というと誰かが作り出した伝承というイメージを持ってしまうかもしれません。

しかし、そこには長きにわたり人々に語り継がれてきただけの深い価値があります。

 

日本神話の舞台のひとつがこの地であることにも、何らかの意味があるはずです。

かつて高千穂で起きた何らかの出来事が基になっているのかもしれません。

あるいは高千穂の自然を見た古代の人々が、そこに神々の姿を重ね合わせたのではないかとも想像できます。

 

古代の人々は、目の前の自然に対して神秘的で人智を超えた何かを見出しました。

高千穂における神話はそのように生まれたのではないか、とここの景色を眺めているとそんな気もしてきます。