高虎は関ヶ原の戦いで徳川家康の勝利に貢献したことでこの地域を与えられ、今治という地名も彼がつけました。
堀の水は海水から引き込んでおり、天守閣の頂上から覗いてみるとすぐ近くに瀬戸内海があることが分かります。
高虎は家康からの信頼が大きく、江戸幕府の成立にも深く携わりました。
特にその築城技術は高く評価され、他にも関ケ原の戦い以後に徳川方の城をいくつも手掛けています。
当時家康は大阪の豊臣に対抗するために、防御力の高い城を西側に多く築く必要がありました。
高虎はそんな家康の軍事的ニーズを満たす城を次々と築城していきました。
今治城は彼の居城であったとともに、そのような役割も担っていました。
今治タオルといえば誰でも聞いたことがあるほど、今治はタオルの街として知られます。
「タオル美術館」ではそんなタオルの製造方法、さらにはそれを用いた作品が紹介されています。
山あいの道を走っていると、突然大きな洋風の建物が現れます。
美術館という堅苦しい感じではなく、おしゃれでユニークさの詰まった展示内容になっています。
またタオル関係のお土産も充実しています。
昼食は、「道の駅 今治湯ノ浦温泉」で鯛を使った「海峡めし」をご当地のみかんジュースと一緒にいただきました。
まさに愛媛、今治が詰まったメニューです。