いわずと知れた世界遺産日光東照宮には、JR日光駅からバスで行くことができます。
三猿をはじめとした多くの彫刻による豪華絢爛な造りは見るものを圧倒します。
奥には神君として祀られている徳川家康の墓があります。
そこまでの道中は荘厳で、なぜか少し緊張感がありました。
家康の墓は広く塀がされており、中には入って近づくことはできません。
江戸時代に限らず現代に至るまで、人々に大きな存在感を与え続ける人物なのだと再認識させられます。
日光東照宮ともに日光の観光地として知られるのが華厳の滝です。
そこに向かう道は「第一いろは坂」と「第二いろは坂」の2つがあります。
どちらもカーブが続く坂道になっています。
僕は行きは第二いろは坂を通りました。
雨と紅葉の盛りの時期でないこともあり写真では伝わりませんが、紅葉の真っ盛りには圧巻の景色であること間違いありません。
霧の深い中ではありましたが、華厳の滝をはっきり見ることができました。
紅葉により周りの木々が色づき、より鮮やかさが増しています。
エレベーターを使うと滝の目の前まで行くことができ、その水しぶきを浴びながら眺めることができます。
その落差及び迫力を遠くからも近くからも味わうことができます。
焼きたての川魚を頂き、次の目的地中禅寺湖まで歩いて向かいました。
霧でしっかりとは見えませんでしたが、紅葉で色づいた山々が湖を囲っています。
湖畔を少し歩くと中禅寺にたどり着きます。
ここでは1200年前に彫られた立木観音を見ることができます。
帰りは第一いろは坂を通りました。
その途中の「剣ヶ峰展望所」からは、紅葉の山々とその間を激しく流れる華厳の滝を遠目に見ることができます。